BOOKS & GOODS

☆今日のご紹介

池澤夏樹のエッセイ集など12冊。

「インパラは転ばない」　光文社　平成2初版第1刷

「母なる自然のおっぱい」　新潮社　1992第2刷

「楽しい終末」　文藝春秋　1993第1刷

「小説の羅針盤」　新潮社　1995発行

「星界からの報告　りぶるどるしおる21」　書肆山田　1995第2刷

「ハワイイ紀行」　新潮社　1996発行

「むくどりとしゃっきん鳥」　朝日新聞社　1998第1刷

「新世紀へようこそ」　光文社　2002初版第1刷

「異国の客」　集英社　2005第1刷

「叡智の断片」　発行：集英社インターナショナル　発売：集英社　2007第1刷

「セーヌの川辺」　集英社　2008第1刷

「いつだって読むのは目の前の一冊なのだ」　作品社　2019初版第1刷

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2022.7.29）

☆今日のご紹介

池澤夏樹の小説など15冊。

「メランコリア」　光琳社出版　1998初版

「STILL LIVES」　KODANSHA INTERNATIONAL　First edition1997

「真昼のプリニウス」　中央公論社　1989第3版

「タマリンドの木」　文藝春秋　1993第2刷

「南の島のティオ」　楡出版　1992第2刷

「マシアス・ギリの失脚」　新潮社　1993発行

「骨は珊瑚、眼は真珠」　文藝春秋　1995第1刷

「すばらしい新世界」　中央公論新社　2000初版

「カイマナヒラの家」　発行：ホーム社　発売：集英社　2001第1刷

「きみのためのバラ」　新潮社　2007発行

「光の指で触れよ」　中央公論新社　2008初版

「星に降る雪／修道院」　角川書店　平成20初版

「熊になった少年　Rainy Day Books」　スイッチ・パブリッシング　2009第1刷

「カデナ」　新潮社　2009発行

「砂浜に坐り込んだ船」　新潮社　2015発行

 　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2022.7.27）

☆今日のご紹介

澤井繁男の著作12冊。

「旅道」　編集工房ノア　1994発行

「実生の芽」　白地社　2000発行

「鮮血」　未知谷　2004発行

「時計台前仲通り」　編集工房ノア　2004発行

「鬼面・刺繍」　鳥影社　2010初版第1刷

「イルミネイション」　風濤社　2012初版第1刷

「絵」　鳥影社　2015初版第1刷

「復帰の日」　作品社　2016初版第1刷

「外務官僚マキァヴェリ　港都ピサ奪還までの十年」　未知谷　2017発行

「助教横田弘道/ダヴィデ像」水声社　2017第1版第1刷

「八木浩介は未来形」　未知谷　2018発行

「北区西ヶ原　留学！できますか？」　未知谷　2020初版

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2022.7.25）

☆今日のご紹介

黒川創の著作6冊。

「硫黄島―IWO JIMA―」　朝日新聞社　2000第1刷

「いつか、この世界で起こっていたこと」　新潮社　2012発行

「暗殺者たち」　新潮社　2013発行

「京都」　新潮社　2014発行

「岩場の上から」　新潮社　2017発行

「ウィーン近郊」　新潮社　2021発行　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2022.7.20）

☆今日のご紹介

古川日出男の著作8冊。

「ロックンロール七部作」　集英社　2005第1刷

「馬たちよ、それでも光は無垢で」新潮社　2011発行

「ドッグマザー」　新潮社　2012発行

「南無ロックンロール二十一部経」河出書房新社　2013初版

「小説のデーモンたち」スイッチ・パブリッシング　2013第1刷

「冬眠する熊に添い寝してごらん」新潮社　2014発行

「女たち三百人の裏切りの書」　新潮社　2015発行

「ミライミライ」新潮社　2018発行　　（2022.7.18）

☆今日の3冊

こちらの3冊。タイトルも何も書かれていません。中身はグラビアと記事。中の記事や広告から察するに雑誌『世界』の切抜を合本されたもののようです。主に昭和30年代から40年代初めといったところのものです。その選択がすてきなのですが、グラビアの撮影者は入江泰吉・土門拳・薗部澄・名取洋之助・濱谷浩、等々。錚々たるメンバーです。グラビアページの後にまとめられた関連した記事の書き手もカメラマンみずからの他に谷川徹三・安藤鶴夫・矢代幸雄など。

モノクロのグラビアはきりりとして美しく、そのコントラストと質感には惹きつけられます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2022.7.12）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

☆今日の1冊

“LES AVENTURES DE TINTIN 

　　　 LE TEMPLE DU SOLEIL”

HERGE

CASTERMAN　1977 renewed（1949）　Imprime en Belgique par Casterman, s.a., Tournai

「タンタンの冒険」シリーズの1冊。　（2021.11.6）

☆今日の1冊

“CONTE D'HIVER et autre contes d'apres Shakespeare”

ADAPTATION FRANCAISE D'YVETTE JOYE　 ILLUSTRATIONS DE MIROSLAV RADA

HATIER　1985（1985）　Imprime en Tchecoslovaquie

綴ジ少緩ミ

シェイクスピア物語。　　　（2021.11.4）

☆今日の1冊

“UN CONTE POUR CHAQUE JOUR”

Raconte par Zdenek Slaby et Dagmar Lhotova　Adapte par Dominique Kugler　

Illustré par Edita Plickova

GRUND 　1986（1985）　Imprime en Tchecoslovaquie par Svoboda, Prague

背少イタミ

一日一話ずつ。　　　　　　　　　（2021.11.3）

☆今日の1冊

“Contes du Moyen Age”

Racontes par KAREL DVORAK Adaptation francaise de Claude Clement　MIROSLAV VASA

GRUND　1982　　printed in Czechoslovakia by Svoboda, Prague

カバー　少ヤケ

中世の物語集。挿絵はチェコの画家・イラストレーターのミロスラフ・ヴァーシャ。　　　（2021.10.19）

☆今日の1冊

“Fables choisies de La Fontaine”

JIRI TRNKA

GRUND-PARIS　1982 sixieme（1974）　printed in Czechoslovakia by Polygraficke zavody, Bratislava

カバー　少ヤケ

昨日の1冊と同じくイジー・トルンカの描くラ・フォンテーヌの寓話集。フランス語版。　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　（2021.10.14）

☆今日の1冊

“Contes”

HANS CHRISTIAN ANDERSEN　JIRI TRNKA

GRUND-PARIS　1982 dix-neuvieme（1962 1969）　printed in Czechoslovakia by Polygrafia, Plague

カバー　少ヤケ

チェコのアニメーション監督・人形作家・絵本作家のイジー・トルンカが挿絵を描いたアンデルセンの物語。フランス語版。　　　　　　　　（2021.10.13）

☆今日の1冊

“Contes japonais”

Miroslav Novak et Zlata Cerna　Jaroslav Serych

GRUND-PARIS　1980 Neuvieme edition（1970）　printed in Czechoslovakia by Nase Vojsko,Prague

カバー　少ヤケ

日本の昔話。チェコで印刷されたフランス語版。ヤロスラフ・シェリーフの絵が不思議な雰囲気。

　　　　　　　　　　　　　　　　　（2021.10.12）

☆今日の1冊

「アルフィとくらやみ」

エロール・ル・カイン え　サリー・マイルズ ぶん　ジルベルトの会 やく

児童図書館・絵本の部屋　評論社　

2004年12月20日初版発行

カバー　付：ジルベルト通信（2005年1月号）

――明かりをつけると、くらやみは、どこへ行っちゃうんだろう？――　　　　　　　　　（2021.10.8）

☆今日の1冊

「ミラーストーン　ふしぎな鏡」

マイケル・パリン 文　アラン・リー 絵　リチャード・シーモア 制作　掛川恭子 訳

岩波書店　1989年4月10日第1刷2回発行

ビニールカバー少破レ

「ミラーストーン」の魔力に魅入られた少年のふしぎな旅をホログラムでたのしむ（裏表紙より）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2021.10.7）

☆今日の1冊

「モデルグラフィックス10月号別冊　ザ・ダイノソア・スカルプチャー　荒木一成　恐竜造形の世界」

荒木一成

大日本絵画　発行：1987年10月31日

カバー　　　　　　　　　　　　　（2021.10.6）

☆今日の1冊

「あしたもよろし」

小崎侃

河出書房新社　1995年12月15日初版

カバー少破レ　帯補修　　　（2021.10.5）

☆今日の1冊

「E.J.キーツの俳句絵本　春の日や庭に雀の砂あひて」

エズラ・ジャック・キーツ絵　リチャード・ルイス編　いぬいゆみこ訳

偕成社　1999年9月2刷　（1999年6月1刷）

カバー

「アメリカの絵本作家エズラ・ジャック・キーツが日本の俳句をもとに、イメージをふくらませ、すばらしいコラージュの絵本にしました。……江戸時代の俳句も、英語に訳されると、こんなふうに、世界の子どもたちがそれをたのしめるものになります。」（カバー見返しの訳者のことばより）　　　　　（2021.10.4）

☆今日の1冊

「マッチ箱日記」

文：ポール・フライシュマン　絵：バグラム・イバトゥーリン　訳：島式子・島玲子

BL出版　2014年6月15日第4刷（2013年8月1日第1刷）

カバー　帯

「ひいじいちゃんは、読むことも書くこともできなかった。だからマッチ箱にその日の思い出を入れることにしたのさ。」（帯より）　　　　　　（2021.10.2）

☆今日の1冊

「瑠璃の壺　森銑三童話集」

森銑三

三樹書房　昭和57年6月27日発行

函地ハガレ　天汚レ

近世学芸史家として著名な著者が若年に書き下ろした珠玉の童話集。「瑠璃の壷」「青い小鳥」「孔子様の馬」等、大人でも楽しめる一冊。（出版社の紹介文より）　　　　　　　　　　　　　　　　（2021.10.1）

☆今日の1冊

「屋根裏の明かり」

シェル・シルヴァスタイン　倉橋由美子訳　　

装丁：シックス

講談社　1984年1月20日第1刷

カバー　印　ヤケ　　　　　　　　（2021.9.30）

☆今日の1冊

「偉大なワンドゥードル最後の一匹」

ジュリー・アンドリュース　青柳祐美子訳　　

装幀：田中淑恵

小学館　2008年6月17日初版第1刷

カバー　貼跡　　　　　　　　（2021.9.29）

☆今日の1冊

「カマキリと月――南アフリカの八つのお話――」

マーグリート・ポーランド作　リー・ヴォイト絵　さくまゆみこ訳　　装丁：加藤光太郎

世界傑作童話シリーズ　福音館　

1992年9月20日第3刷（1988年10月31日発行）

カバー　天シミ　貼跡　　　　　　　　（2021.9.28）

☆今日の1冊

「うみのとしょかん　ウミウシはじめてのこい」

葦原かも　絵：森田みちよ

どうわがいっぱい127　講談社　2018年10月30日第1刷

カバー　帯　　　　　　　　　　　　　（2021.9.25）

☆今日の1冊

「はりねずみのルーチカ　―フェリエの国の新しい年―」

かんのゆうこ　絵：北見葉胡　　装丁：丸尾靖子

わくわくライブラリー　講談社　2018年10月16日第1刷

カバー　帯破レ　　　　　　　　　　　（2021.9.24）

☆今日の1冊

「無関係」

河野多恵子　　装画：市川泰　レイアウト：熊谷博人

中央公論社　昭和49年5月10日初版発行

函　帯　パラ欠　　　　　　　　　　　（2021.9.23）

☆今日の1冊

「あこがれ」

川上未映子　　装画：羽鳥好美　装幀：名久井直子

新潮社　2015年10月20日発行

カバー汚レ　帯イタミ　　　　　　　（2021.9.22）

☆今日の1冊

「運慶」

江崎誠致　　装幀：新本燦根

筑摩書房　昭和39年4月10日発行

函シミ　天地・小口シミ　パラ欠　　　（2021.9.21）

☆今日の1冊

「と、彼女は言った」

片岡義男　　装幀：帆足英里子

講談社　2016年4月20日第1刷

カバー　帯　　　　　　（2021.9.18）

☆今日の1冊

「歌姫メイの秘密」

伊藤たかみ　　デザイン：有山達也＋山本祐衣（アリヤマデザインストア）

講談社　2016年7月19日第1刷

カバー少イタミ　帯　　　　　　　　　（2021.9.17）

☆今日の1冊

「涙香迷宮」

竹本健治　　装幀：坂野公一（welle design ）

講談社　2016年3月9日第1刷

カバー　帯　　　　　　　　　　（2021.9.16）

☆今日の1冊

「フリーランスぶるーす」

栗山圭介　　

装画：山本由実　ブックデザイン：鈴木成一デザイン室

講談社　2017年6月13日第1刷

カバー　帯　　　　　　　　　　　　（2021.9.15）

☆今日の1冊

「国士舘物語」

栗山圭介　　

ブックデザイン：鈴木成一デザイン室　装画：杉山巧

講談社　2016年3月15日第1刷

カバー　帯破レ　　　　　　　　　　　（2021.9.14）

☆今日の1冊

「神に守られた島」

中脇初枝　　装画：宮原葉月　装幀：坂野公一（welle design ）

講談社　2018年7月10日第1刷

カバー　帯　　　　　　　　　　　　　（2021.9.13）

☆今日の1冊

「花や今宵の」

藤谷治　　装幀：川上成夫＋奥田朝子　装画：Re°（RED FLAGSHIP）

講談社　2016年9月13日第1刷

カバー　帯　　　　　　　　　　　（2021.9.11）

☆今日の1冊

「不機嫌な姫とブルックナー団」

高原英理　　装画：Minoru　装幀：高柳雅人

講談社　2016年8月25日第1刷

カバー　帯　　　　　　　　　　（2021.9.10）

☆今日の1冊

「横濱エトランゼ」

大崎梢　　装丁：石川絢士［the GARDEN］

講談社　2017年6月13日第1刷

カバー　帯　　　　　　　　　（2021.9.9）

☆今日の1冊

「ミッドナイト・ジャーナル」

本城雅人　　装幀：山口美幸（Veia）

講談社　2016年2月23日第1刷

カバー　帯　　　　　　　　（2021.9.8）

☆今日の1冊

「それ自体が奇跡」

小野寺史宜　　装幀・装画：篠田直樹（bright light）

講談社　2018年1月9日第1刷

カバー　帯　　　　　　　　　　　　（2021.9.7）

☆今日の1冊

「近いはずの人」

小野寺史宜　　装幀：アルビレオ　装画：上田よう

講談社　2016年2月16日第1刷

カバー　帯　　　　　　　　　　　　（2021.9.6）

☆今日の1冊

「百年後、ぼくらはここにいないけど」

長江優子　写真：本城直季　装丁：田中久子

講談社　2016年7月12日第1刷

カバー　帯　　　　　　　　　　（2021.9.4）

☆今日の1冊

「301号室の聖者」

織守きょうや　装丁：柳谷志有（nist） 装画：中島梨絵

講談社　2016年3月22日第1刷

カバー　帯　　　　　　　　　　　　　（2021.9.3）

☆今日の1冊

「森籠もりの日々」

森博嗣　カバー・本文デザイン：坂野公一（welle design）

講談社　2018年7月10日第1刷

カバー　帯　　　　　　　　　　　　（2021.9.2）

☆今日の1冊

「尖閣諸島と日中外交　証言・日中米「秘密交渉」の真相」

塩田純　

装幀：井上則人・阿部文香（井上則人デザイン事務所）　イラスト＆マップ：河井克夫　本文レイアウト：柳川昭治

講談社　2017年4月13日第1刷

カバー　帯　　　　　　　　　　　　（2021.9.1）

☆今日の1冊

「自民党本流と保守本流　保守二党ふたたび」

田中秀征　装幀：緒方修一

講談社　2018年7月11日第1刷

カバー　帯　　　　　　　　　　（2021.8.31）

☆今日の1冊

「簡素な生き方」

シャルル・ヴァグネル　山本知子訳　装幀：櫻井久（櫻井事務所）・鈴木香代子

講談社　2017年2月14日第1刷

カバー　帯　　　　　　　　　　　（2021.8.30）

☆今日の1冊

「天草の雅歌」

辻邦生　装画：福井良之輔

新潮社　昭和46年4月20日発行

函少イタミ　パラ欠　背ヤケ　　　（2021.8.28）

☆今日の1冊

「廻廊にて」

辻邦生　函：Georges Braque

新潮社　1963年7月15日発行

函イタミ　帯　ヌレシミ　貼跡　　　（2021.8.26）

☆今日の1冊

「橄欖の小枝　芸術論集」

辻邦生　装幀：中島かほる

中央公論社　昭和55年11月30日初版

二重函　パラ　筒箱に書込　　　　　（2021.8.25）

☆今日の1冊

「食卓は笑う」

開高健　

装画：柳原良平　カバー・本文レイアウト：木幡朋介

新潮社　発行：1982年12月1日

カバー　天・小口シミ　　　　　　　（2021.8.24）

☆今日の1冊

「スペインの蠅　わが文学生活1979～1980」

吉行淳之介　装丁：前川直

潮出版社　昭和57年1月5日発行

函ヤケ・汚レ　帯　パラ　　　　　　（2021.8.23）

☆今日の1冊

「テイ・ジョン物語」

ハワード・オヘイガン　長尾ちかこ訳　

装丁：ナーダ・コーポレーション　峯田康則　挿絵：井上満敏

大阪教育図書　1996年12月17日初版第1刷

カバー　帯擦レ

カナダ文学。――ロッキー山脈の懐に展開する不思議な物語は、自然と人間、西欧文化と先住民文化、現実と神話のせめぎ合いのうちに、人間の深層における大自然との結びつきを啓示する。――（帯より）　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2021.8.21）

☆今日の1冊

「小さな城」

松山善三　

装幀：朝倉攝　写真：著者

中央公論社　昭和39年6月10日発行

函ヤケ・シミ　天地・小口少シミ　パラ欠　　　（2021.8.20）

☆今日の1冊

「とむらい師たち」

野坂昭如　装幀：山内暲

講談社　昭和42年8月12日第1刷

カバーシミ　ヤケ　　　　　　　　　（2021.8.19）

☆今日の1冊

「あしみじの土」

畑山博　装幀：田村義也

文藝春秋　昭和48年11月20日第1刷

ビニールカバー　カバー　帯　経年ヤケ　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2021.8.18）

☆ある日の本棚

講談社現代新書他。

　　　　　　　　　　　　　（2021.6.16）

☆ある日の本棚

講談社選書メチエ。

　　　　　　　　　　　　（2021.6.15）

☆ある日の本棚

講談社学術文庫。　　　

　　　　　　　　　　（2021.6.12）

☆今日の1冊

「公式　リカちゃん完全読本」

編集：講談社　監修：株式会社タカラトミー

講談社　2017年3月9日第1刷

カバー　帯

こちらはリカちゃん誕生50周年に発行されたもの。

　　　　　　　　（2021.3.9）

☆今日の1冊

「ミッキーマウス90のひみつ」

編：講談社　文：小宮山みのり　装丁：吉田優子（Well Planning）

講談社　2018年11月18日第1刷

カバー　帯

2018年11月18日にデビュー90周年を迎えたミッキーマウスに関する90のひみつが書かれている。この日を発行日としている。　　　　　　（2021.3.8）

☆今日の1冊

「絵でわかる宇宙地球科学　絵でわかるシリーズ」

寺田健太郎　ブックデザイン：安田あたる　カバーイラスト・本文イラスト：中村知史・山本悠　編集：講談社サイエンティフィク　

講談社　2018年11月28日第1刷

カバー　帯　　　　　　　　　　　　　（2021.3.1）

☆今日の1冊

「雑草学入門」

監修：山口裕文　編者：宮浦理恵・松嶋賢一・下野嘉子　編集：講談社サイエンティフィク　ブックデザイン：坂重輝（グランドグルーヴ）

講談社　2018年9月11日第1刷発行

カバー

Prologue 雑草とは何か――氾濫する「雑草」の解釈と雑草学の範疇　PartⅠ 雑草の多様性　PartⅡ 雑草のふるまい――群落と生理生態　PartⅢ 近代的雑草防除へ／防除技術の革新的変化　PartⅣ 雑草の文化と活用　（目次より）　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2021.2.23）

☆今日の1冊

「デビュー小説論　新時代を創った作家たち」

清水良典　装幀：坂野公一＋吉田友美（welle design）

講談社　2016年2月24日第1刷

カバー少ヤケ　帯

私たちがいま現代文学と呼んでいるものは、彼らの登場から始まったといっても過言ではない。（帯より）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2021.2.19）

☆今日の1冊

「継母礼讃」

バルガス=リョサ　西村英一郎訳　装幀：荒川じんぺい

福武書店　1990年8月17日第1刷

カバー　帯　天地・小口シミ　　　　　（2021.2.4）

☆今日の1冊

「ヴァンサンに夢中」

エルヴェ・ギベール　佐宗鈴夫訳　装画：宮いつき　装丁：木村裕治

集英社　1994年11月5日第1刷

カバー　帯　　　　　　　　　　　　　（2021.2.2）

☆今日の1冊

「フランスの遺言書」

アンドレイ・マキーヌ　星埜守之訳　装丁：菊地信義

水声社　2000年1月20日初版第1刷

カバー　帯　　　　　　　　　　　　　（2021.1.29）

☆今日の1冊

「City　シティ」

アレッサンドロ・バリッコ　草皆伸子訳　装丁：細野綾子

白水社　2002年1月20日発行

カバー　帯

「海の上のピアニスト」「絹」の作者の1999年刊行の作品。　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2021.1.28）

☆今日の1冊

「ドリナの橋」

イヴォ・アンドリッチ　松谷健二訳

恒文社　1990年3月20日第4版第2刷（1966年9月20日第1版第1刷）

カバー　帯　テープ跡

東ヨーロッパの文学［第Ⅰ期　全34冊］の内の1冊

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2021.1.27）

☆今日の1冊

「サラゴサ手稿　世界幻想文学大系19」

J（ヤン）・ポトツキ　工藤幸雄訳　造本：杉浦康平・鈴木一誌　本文挿画：渡辺冨士雄　本文地図：志麻利希

国書刊行会　昭和55年9月30日初版第1刷

裸本

民俗学・歴史学の碩学であったポーランドの大貴族による、『千夜一夜物語』の如く多彩に、『デカメロン』の如く妖しく展開される回教徒の姉妹と一人の男のエロスとオカルトに満ちた長編枠物語。（国書刊行会HPの内容紹介より）

全体の約五分の一の抄訳で完訳刊行が待たれている作品。　　　　　　　　　　　　　　　　（2021.1.26）

☆今日の1冊

「スペイン伝説集」

グスターボ・アドルフォ・ベッケル　山田眞史訳　装幀：渡辺将史

彩流社　2002年2月28日第2刷（2002年1月25日第1刷）

カバー　帯

スペイン・ロマン主義の最大の詩人ベッケル（1836‐1870）が各地の伝説のモチーフを基に書いた幻想物語14篇。他の日本語訳には岩波文庫の「緑の瞳・月影」がある。　　　　　　　　　　　　　　（2021.1.23）

☆今日の1冊

「現代北欧文学18人集」

谷口幸男編

新潮社　1987年9月20日発行

カバー　帯

デンマーク4人、ノルウェー3人、スウェーデン4人、アイスランド3人、フィンランド4人――（帯より）　　　　　　　　（2021.1.21）

☆今日の1冊

「きみの出番だ、同志モーゼル――詩人マヤコフスキー変死の謎」

ワレンチン・スコリャーチン　小笠原豊樹訳　装丁：坂川栄治＋藤田知子（坂川事務所）

草思社　2000年2月1日第1刷発行

カバー　帯　　　　　　　　　　　　（2021.1.20）

☆今日の1冊

「タンジール、海のざわめき」

ダニエル・ロンドー　北代美和子訳　装幀：渋川育由

河出書房新社　1993年5月25日初版

カバー　帯　　　　　　　　　　　　　（2021.1.16）

☆今日の1冊

「もうひとつのチベット行――ダライ・ラマとケルサンに会ったよ――」

後藤ふたば　カバー写真：田村仁　ブックデザイン：高松翼

山と渓谷社　1994年7月10日初版第1刷

カバー　帯　　　　　　　　　　　　（2021.1.15）

☆今日の1冊

「チベット＝受難と希望　「雪の国」の民族主義」

ピエール＝アントワーヌ・ドネ　山本一郎訳　装幀：多田進

サイマル出版会　1991年6月

カバー

チベットの受難は今世紀最大の悲劇の一つである。チベットの悲劇の、加害者と被害者、あらゆる立場の人びとに発言の場を与えながら、私は「世界の屋根」の上における二大文明衝突の理由と結果を説明しようと試みた。（カバーの〈著者のことば〉より）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2021.1.14）

☆今日の1冊

「チンギス・ハーンの末裔　現代中国を生きた王女スチンカンル」

楊海英・新間聡　装幀：中島かほる

草思社　1995年4月25日第1刷発行

カバー　帯　天地・小口少シミ　　　　（2021.1.13）

☆今日の1冊

「チャイナタウン」

グウェン・キンキード　沢田博・橋本恵訳　装幀：佐藤朝洋

時事通信社　1994年1月5日発行

カバー　帯

麻薬犯罪、密入国、ギャンブル、秘密結社、家族組織、文化摩擦、市井の生活……。アメリカ社会を拒み続けるニューヨークのチャイナタウンの実像に白人女性ジャーナリストが肉薄！（帯より）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2021.1.12）

☆今日の1冊

「ヴァーグナー家の黄昏」

ゴットフリート・ヴァーグナー　岩淵達治・狩野智洋訳　装丁：川上成夫　装画：民野宏之

平凡社　1998年7月15日初版第1刷

カバー少イタミ　帯

加害者の子孫としてのアイデンティティーを問い、ホロコースト後の芸術という難題に取り組む、ドイツの「戦争責任」と絡んで一大論争を巻き起こした問題作！（カバー見返しより）　著者はリヒャルト・ヴァーグナーの曾孫。　　　　　　　　　　（2021.1.11）

☆今日の1冊

「底のぬけた柄杓 ―憂愁の俳人たち― 」

吉屋信子　装幀：谷内六郎　さしえ：笠井一

新潮社　昭和39年7月5日発行

函　パラ欠　背ヤケ　シミ有

杉田久女の生涯に感動して書いたのがきっかけで次から次へ思いがけぬほど私はさまざまのいまは亡き俳人の一生を描き上げるのに熱中しました。（あとがきより）――必ずしもメジャーとは言えない俳人たちの足跡を追った10篇。　　　　　　　　　（2020.12.19）

☆今日の1冊

「上り坂下り坂」

青木玉　装画・挿絵：竹内浩一　装幀：野崎麻理

講談社　2001年11月8日第1刷発行

カバー　　　　　　　　　　　　　（2020.12.16）

☆今日の1冊

「手もちの時間」

青木玉　装画：堀文子　装幀：野崎麻理

講談社　1999年11月10日第1刷発行

カバー　帯　　　　　　　（2020.12.15）

☆今日の1冊

「小さなこだま」

岡部伊都子　表紙－紅型：中江廉氏藏　題字：加藤義明

創元社　昭和52年4月10日初版

カバー　天地・小口少シミ

日本古来のさまざまな朱や紅、また自然の中のとらえ難い燃え色に、人間のたしかな、あるいはあやしい在りようが結びついている。そのように根源的な人間性さえも禁じられた人たちに思いを致さずにはいられない心は、たとえかすかであろうとも、読者の胸に同じ思いを呼び起こしたい願いがあふれる。随筆84編。（著書紹介より）　　　　　　　　　（2020.12.12）

☆今日の1冊

「蜜の壷」

岡部伊都子　装幀：芹沢銈介

創元社　昭和52年4月10日4版　（昭和46年9月1日初版）

カバー　経年ヤケ

身辺のささやかなよろこび、自然との心やすらぐふれ合いのみにあき足らぬ著者の眼は、外観を超えて人とものとの魂の不可思議への賛嘆、世の不条理や社会の悪意にひしがれる弱者への同化と、感性の織り模様を色どり深くしてきた。69の随筆選。（著書紹介より）

　　　　　　　　　　　　　　　　　（2020.12.11） 

☆今日の1冊

「詩集　炎える母　（普及版）」

宗左近　デッサン：原精一　題字：蓜島庸二

彌生書房　1968年11月25日初版

函　ヤケ　　　　　　　　　　（2020.12.10）

☆今日の1冊

「詩集北國　復刻版」

井上靖　題簽：佐藤春夫

東京創元社　平成8年11月30日初版（昭和33年3月30日初版）

函　帯　パラ　栞：井上靖記念館竣工記念

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2020.12.9）

☆今日の1冊

「詩集　星闌干」

井上靖　装丁者：後藤市三

集英社　1990年10月10日第1刷発行

函・帯少イタミ　パラ　献呈署名入

　　　　　　　　　　　　（2020.12.8）

☆今日の1冊

「初期詩篇集　春を呼ぶな　焔叢書1」

井上靖

発行：福田正夫詩の会　発売：教育企画出版　発行日：1989年11月10日

カバーシミ　帯擦レ　　　　　　　　（2020.12.7）

☆今日の1冊

「田井洋子放送作品選集」

田井洋子　装画：松下朗

青蛙房　昭和54年5月25日再版　（昭和48年7月10日初版）

函　パラ　函・背ヤケ

　　　　　　　（2020.12.4）

☆今日の1冊

「メナム河の日本人　書下ろし新潮劇場」

遠藤周作　装幀：杉浦康平・中山禮吉　函カバー：桜井昭治

新潮社　昭和48年9月25日発行

函少イタミ

11月27日に載せた「幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門」とともに書下ろし新潮劇場の作品。書下ろし新潮劇場は昭和46年から50年にかけて29冊が発行されたよう。　　　　　　　　　　　　　　　　（2020.12.3）

☆今日の1冊

「戯曲　あまつ空なる…」

中村眞一郎　装丁者：芦澤泰偉

河出書房新社　1987年11月13日初版発行

カバー少折レ　帯　　　（2020.11.28）

☆今日の1冊

「幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門　書下ろし新潮劇場」

清水邦夫

新潮社　昭和50年5月5日発行

函　帯　パラ　献呈署名入（篠崎敏男宛て）

　　　　　　　　　　　　　　　　　（2020.11.27）

☆今日の1冊

「ぼくらが非情の大河をくだる時」

清水邦夫　装幀：安部真知

新潮社　1974年2月15日発行

カバーイタミ　ヤケ　　　（2020.11.25）

☆今日の1冊

「われら花の旅団よ、その初戦を失へり」

清水邦夫　装幀：蜷川幸雄

レクラム社　昭和49年6月15日第1刷

函シミ　パラヤケ　献呈署名入り

劇作家清水邦夫の初の演劇的エッセイ・評論・（蜷川幸雄との）対談集　

下は見返しと函　　　　　　　　　　（2020.11.16）

☆今日の1冊

「戦後歌舞伎の精神史」

渡辺保　装幀者：岡本洋平＋島田美雪（岡本デザイン室）

講談社　2017年3月30日第1刷発行

カバー　帯

戦後七十年を問い直す！（帯より）

　　　　　　　　　　　　　　　（2020.11.14）

☆今日の1冊

「昭和の名人　豊竹山城少掾――魂をゆさぶる浄瑠璃」

渡辺保　装画：久米宏一　装幀：新潮社装幀室

新潮社　1993年9月25日発行

カバー　帯　天地・小口シミ

13の名曲に斬新な解釈をほどこしながらその芸と人間の魅力を解明する。（新刊案内より）　

　　　　　　　　　　　　　　　　　（2020.11.13）

☆今日の1冊

「京の「粋場」歩き」

松山猛　装丁：川上成夫　装画：唐仁原教久　本文地図：さくら工芸社

講談社　1998年5月15日第1刷発行

カバー　帯

大人には大人にふさわしい京都の散策術がある。ほんとうは教えたくなかったとびきりの場所を京都を知りつくした“通人”がふらりとゆく。（カバー見返しより）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2020.11.4）

☆今日の1冊

「ギリシア・ローマ神話を知れば英語はもっと上達する」

西森マリー

講談社　2017年6月22日第1刷発行

カバー　帯

講談社パワー・イングリッシュの1冊。

数千年の時を超え、今なお英語に生き続ける神話の世界！（帯より）　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　（2020.10.31）

☆今日の1冊

「世界を変えたアメリカ大統領の演説」

井上泰浩

講談社　2017年3月9日第1刷発行

カバー　帯

講談社パワー・イングリッシュの1冊。

前回の大統領選挙後の発行で「トランプ就任演説も収録！」と帯にある。さて今回は？　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　（2020.10.29）

☆今日の1冊

「伝記・オーデュボン――鳥を愛した男の生涯」

クロード・シュベル　幸田礼雅訳　装丁：倉田明典

TBSブリタニカ　1990年9月5日初版発行

カバー　帯　天地・小口シミ

筆者クロード・シュベルは、放送作家としてキャリアを積んだ作家ということである。　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　（2020.10.27）

☆今日の1冊

「和の雑貨　Japanese Chic」

小山織　写真/ブックデザイン：梶洋哉

マガジンハウス　1992年4月23日第1刷

カバー　帯

インテリアスタイリストの著者が、“日本の古典のもの”の「洗練や合理性、柔和な強さ、無邪気さなどに触発され」「実用や趣味、装飾の別なく、今、生活に生かしたいと感じたものを集め」（「あとがき」より）た1冊。

表紙の写真は化粧用のぼたん刷毛。　（2020.10.22）

☆今日の1冊

「宮沢賢治の童話を読む」

佐野美津男

発行：辺境社　発売：勁草書房　1988年6月30日初版発行

カバー　帯　シミ　　　　　　　　　（2020.10.21）

☆今日の1冊

「残雪抄」

臼井吉見

筑摩書房　1976年2月15日第1刷発行

函ヤケ　帯　パラ少破レ　　　（2020.10.19）

☆今日の1冊

「日本人の肖像」

葉室麟　矢部明洋（聞き手）　ブックデザイン：浅妻健司

講談社　2016年8月30日第1刷発行

カバー　帯

日本人は感動することを大事にしている国民です。――葉室麟　（帯より）　　　　　（2020.10.15）

☆今日の1冊

「文士の遺言　なつかしき作家たちと昭和史」

半藤一利　装画：半藤一利　ブックデザイン：鈴木成一デザイン室

講談社　2017年3月21日第1刷発行

カバー　帯少破レ

「歴史探偵」が薫陶を受けた作家たちの知られざる思想、苦悩、その素顔！（帯より）

　　　　　　　　　　　　　　　　　（2020.10.13）

☆今日の1冊

「井伏鱒二随聞」

河盛好藏　装画：奥村土牛

新潮社　昭和61年7月15日発行

函　帯　パラヤケ

交友五十年、同じ世代を歩み、その人と作品をこよなく愛する著者にして、初めて訊ね得た数々のエピソード。積年に亘る対談七編と作品の鑑賞を、収める井伏鱒二、人と文学の貴重なドキュメント！（帯より）　　　　　　　　　　　　　　　（2020.10.9）

☆今日の1冊

「井伏鱒二対談集」

井伏鱒二　装画：井伏鱒二　装幀：新潮社装幀室

新潮社　平成5年5月25日2刷　（平成5年4月20日発行）

カバー少汚レ　帯　　　　　　　　（2020.10.7）

☆今日の1冊

「ゴーシュの肖像」

辻征夫　装画：勝本みつる

書肆山田　2002年4月15日初版第2刷　（2002年1月14日初版第1刷）

カバー　帯

辻征夫（1939~2000）が1990年から2000年までに発表し、単行本未収録の散文作品のほぼ全篇を収めている。（「編集部付記」より）　　　　　（2020.10.6）

☆今日の1冊

「十二夜　闇と罪の王朝文学史」

高橋睦郎　装丁・挿画：宇野亜喜良

集英社　2003年11月30日第1刷

カバー

王朝時代文芸の豊かな魅力の秘密に闇と罪の視点から迫る。

各章の始めにも宇野亜喜良の挿画。下のは見返し部分。　　　　　　　　　　　　　　　（2020.10.5）

☆今日の1冊

「二葉亭四迷の明治四十一年」

関川夏央　装画：矢吹申彦　装幀：日下潤一

文藝春秋　平成8年12月25日第2刷　（平成8年11月30日第1刷）

カバー　帯　　　　　　　　　　　　　（2020.10.3）

☆今日の1冊

「百合子さんは何色　武田百合子への旅」

村松友視　装幀：菊地信義　写真：坂本真典

筑摩書房　1994年10月20日第3刷　（1994年9月5日第1刷）

カバー　帯　　　　　　　　　　　　　（2020.9.26）

☆今日の1冊

「杏の花」

芝木好子　装幀：芹沢銈介

芸術生活社　昭和52年2月1日第1刷

帙　帯

帯に細字で「中の本は、ケースの向かって左端、中央のマジックテープをはずして取り出して下さい。」という注意書きがある、珍しい面ファスナー――いわゆるマジックテープ――止めの帙入り。表紙・帙ともヤケとシミ。

「美を求めて」と題して連載したエッセイを中心に纏めた一冊。　　　　　　　　　　　　　（2020.9.22）

☆今日の1冊

「季語の記憶」

黒田杏子　カバー画：堀文子　装丁：松吉太郎

白水社　2003年10月10日発行

カバー少破レ　帯

大切な「記憶」というものは、年月とともに薄れてゆくものではなく、時間とともに生きて、この身の内に熟成、発展を続けてゆく生きものなのだ。だからこそ年をとることは面白く、愉しみも少なくはないのだ。（「あとがき」より）　　　　　　　　（2020.9.19）

☆今日の1冊

「文圃堂こぼれ話　中原中也のことども」

野々上慶一

小沢書店　平成10年3月20日初版発行

カバー　帯少破レ　

古書肆として出発したが、その後、最初の「宮沢賢治全集」（3巻本）、中也の「山羊の歌」を送り出した出版社。「文學界」の発行所となり小林秀雄を始めとする多くの文士との交わりを回想。　　（2020.9.17）

☆今日の1冊

「敦煌撮影記　シリーズ旅の本箱」

大塚清吾　装丁：田淵裕一

岩波書店　1994年11月15日第1刷発行

カバー　帯

1979年の日中共同取材から15年、敦煌を思い続けてきた第一線カメラマンが、会心のショットでつぶさに綴る「莫高窟」の神秘と、四十余窟の見方・見所。（帯より）　　　　　　　　　　　　　　　（2020.9.14）

☆今日の1冊

「風景劇場　――歴史小説のトポロジー」

海野弘　装幀：高麗隆彦

六興出版　平成4年5月22日初版発行

カバー　帯

歴史小説の舞台を旅し土地の精霊が呼びさます空間に触れ、日本の風土を歴史的、民俗学的に読み解いた歴史空間論（帯より）

前回はその前の「たこやき」からイコール大阪→お隣京都→祇園となったのですが、再び一つ所にこだわらない旅に戻しました。　　　（2020.9.11）

☆今日の1冊

「祇園の女　文芸芸妓磯田多佳」

杉田博明

新潮社　平成3年1月20日発行

カバー　帯　小口シミ　　　（2020.9.7）

☆今日の1冊

「たこやき」

熊谷真菜　装画：玉井詞

リブロポート　1993年6月1日初版発行

カバー　帯　小口シミ

裏表紙にも背にもたこが……。

　　　　　　　　　　　　（2020.9.4）

☆今日の1冊

「三人寄れば虫の知恵」

養老孟司・奥本大三郎・池田清彦　装丁：南伸坊

洋泉社 1996年4月25日初版発行

カバー　帯　小口少シミ

▼三賢人昆虫問答　

　　　　　　　　（2020.9.3）

☆今日の1冊

「天命を待ちながら」

常盤新平　カバー・扉イラスト：カク セツコウ　装丁：伊藤由樹緒

大村書店　1999年9月30日第一刷発行

カバーシミ・ヤケ　小口シミ

――買物、散髪、鮨屋に競馬……珈琲豆の香りたつ時のしずく――（帯より）　　　　　　　（2020.9.2）

☆今日の1冊

「旅の話」

鶴見俊輔・長田弘　ブックデザイン：平野甲賀

晶文社　1993年4月30日発行

カバー

晶文社から1988年～1993年に刊行された〈双書・20世紀紀行〉（全12巻）の各巻末に掲載された対談を1冊にまとめたもの。――旅の楽しみ、本のよろこびをめぐって、無双の読み手・話し手たる哲学者と詩人がまっすぐに、闊達に語りあう。――（カバー見返しより）　　　　　　　　　　　　　　　　（2020.9.1）

☆今日の1冊

「北の森の動物誌」

有澤浩　装丁：多田進　写真・挿画：有澤浩

朝日新聞社　1989年1月30日第1刷発行

カバー　帯

クマゲラ　エゾシカ　エゾライチョウ　ヒグマ　キタキツネ　シマリス　ナキウサギ　タヌキ　コエゾイタチ……――登場する主な動物たち　　　（2020.8.31）

☆今日の1冊

「よみがえる旅心」

岡田喜秋　装幀：高麗隆彦

日本文芸社　1992年10月22日第一刷発行

カバー　帯

――古人の足跡をたどりつつ、古典の旅情のなかに［旅と人生］を考える……――（帯より）

　　　　　　　　　　　　　　　　　（2020.8.29）

☆今日の1冊

「日本の風景を歩く ―歴史・人・風土― 」

井出孫六　装幀：井之上聖子

大修館書店　1992年11月1日初版発行

カバー　帯　小口シミ

――日本の原風景を求めて旅し、綴った珠玉の紀行集。――（帯より）　　　　　　　　（2020.8.28）

☆今日の1冊

「知られざる大和路」

文：山路麻芸　絵：野沢寛

カバー・口絵写真：入江泰吉　装幀：中島かほる

春秋社　昭和63年10月20日第1刷

カバー　帯　天地・小口シミ

思うように出かけられない時には、本を読んで遠い地に思いを馳せるのはいかがでしょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2020.8.27）

☆今日の1冊

「藝林閒歩」

木下杢太郎著

岩波書店

昭和11年6月15日第1刷発行

函ヤケ・擦レ　背擦レ　地・小口シミ

傷みはあるものの装幀のいい本。そして奥付を見ると今はほとんどない検印。杢の字が解体されて上下の角に木と工が配されている。中の植物は何でしょう。オモト（万年青）のように思われます。画集が編まれるほど多くの絵を描き、他の作家の装幀もよくし、「百花譜」も残している木下杢太郎がなぜ自分の印に万年青を選んだのか？疑問に思い少し調べてみましたが、答えはわかりません。どなたかご存じの方がいらしたらお教えください。　　　　　（2020.7.7）

☆今日の1冊

「ローマに死す」

ロバート・カーツ　安達昭雄訳

角川文庫　角川書店

昭和49年4月20日初版

カバー　貼跡　　　　　（2020.6.5）

☆今日の1冊

「ニューヨーク物語　―ベニーとフロー―」

ロイ・ボンガーツ　山本光伸訳

角川文庫　角川書店

昭和48年2月15日初版

カバー少破レ　　　　　　　　（2020.5.9）

☆今日の1冊

「パリの雀（モアノ）」

田付たつ子

ミリオン・ブックス　大日本雄弁会講談社

昭和31年11月25日第1刷

カバー　シミ　　　　　　　（2020.5.6）

☆今日の1冊

「食道楽の献立（くいどうらくのレシピ）」　

村井弦齋

ランティエ叢書12　角川春樹事務所

1997年12月28日第1刷

カバー　帯　　　　　　　　　（2020.5.3）

☆今日の1冊

「写真　北海道探検記」

本多勝一

角川文庫　銀一二　　角川書店

昭和40年9月10日発行

カバー　シミ　印　　　　　（2020.4.29）

☆今日の1冊

「モンマルトル／モンパルナス――パリ美術散歩――」

写真・文：向田直幹

講談社文庫AT37　講談社

昭和57年6月15日第1刷発行

カバー　　　　　　　　　　　　　（2020.4.22）

☆今日の1冊

「モンパルナスの灯――モジリアニ物語――」

M・ジョルジュ=ミシェル　山崎剛太郎訳

講談社文庫　講談社

昭和54年9月15日第1刷発行

カバー　　　　　　　　　　　（2020.4.20）

☆今日の1冊

「田紳有楽」

藤枝静男

講談社文庫　講談社

昭和53年11月15日第1刷発行　

カバー　カバー装画：辻村益朗　　　（2020.4.15）

☆今日の1冊

「天草の雅歌」

辻邦生

新潮文庫　新潮社

昭和51年7月30日発行

カバー　　　　　（2020.4.12）

☆今日の1冊

「戯曲　真田風雲録」

福田善之

角川文庫　角川書店

昭和49年2月20日再版（昭和48年10月30日初版）

カバー：佐々木マキ　　　　　　　（2020.4.9）

☆今日の1冊

「私は前科者である」

橘外男　装幀：岡村夫二

新潮社

昭和30年11月30日発行

裸本（一部カバー残り）　背イタミ　ヤケ　シミ　　　　　　　　　　　　　　（2020.1.16）

☆今日の1冊

「人造美人　ショート・ミステリイ」

星新一　装幀：六浦光雄

新潮社

昭和36年2月28日発行

カバー　ヤケ　シミ

星新一の最初の作品集で30篇収録。作品

「人造美人」は「ボッコちゃん」の初めの題。　　　（2020.1.14）

☆今日の1冊

「マーフィ」

サミュエル・ベケット　三輪秀彦訳

ハヤカワNV文庫　早川書房

昭和47年2月29日発行

カバー

「ゴドーを待ちながら」などで知られるアイルランド出身のノーベル賞作家の長編小説（1938年出版）。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2020.1.13）

☆今日の1冊

「斎藤史歌文集」

斎藤史

講談社文芸文庫　講談社

2001年9月10日第1刷発行

カバー　ヤケ　　　　　　（2020.1.11）

☆今日の1冊

「窪田空穂歌文集」

窪田空穂

講談社文芸文庫　講談社

2005年1月10日第1刷発行

カバー　帯　　　　　　　（2020.1.10）

☆今日の1冊

「槐多の歌へる　村山槐多詩文集」

村山槐多　酒井忠康編

講談社文芸文庫　講談社

2008年11月10日第1刷発行

カバー　帯　　　　　　　　（2020.1.9）

☆今日の1冊

「村山槐多詩集」

村山槐多

創元文庫A‐57　創元社

昭和26年12月25日初版発行

帯　パラ破レ　ヤケ　シミ　頁に穴　　

　　　　　　　　　　　（2020.1.8）

☆今日の1冊

まだありました。

「フェビアの初恋」

プロ―ティ　村岡花子訳

新潮文庫　昭和53年12月30日の15刷（初版は昭和43年5月20日発行）　　　　　　　　　　　（2019.12.19）

☆今日の2冊

またありました。

「若草物語　上・下」　

オールコット　松本恵子訳　新潮文庫　昭和49年の上巻34刷・下巻30刷のものです。

1986年に改版され1冊になっていますが、今もこの上巻のカバー絵が使われているようです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　（2019.12.18）

☆今日の2冊

引き続き村上芳正のカバー絵。

旺文社文庫の「シートン動物記」小林清之介訳（1979年　上：19刷・下：17刷）

カバーの表と裏。上下巻とも同じ絵で縁取りが上巻は水色、下巻はピンク。

これは画集には載っていませんが。　（2019.12.17）

☆一昨日の4冊

一昨日載せたジャン・ジュネの新潮文庫のカバー絵は村上芳正の描いたもの。

「薔薇の鉄索　村上芳正画集」　（国書刊行会　2013年7月5日初版第1刷発行）を持っています。

その“第2章・装幀装画の世界Ⅰ――個性派作家との競演”には見開きで「花のノートルダム」と「薔薇の奇蹟」の文庫カバーの原画が載っていました。次ページには「黒んぼたち・女中たち」も。

　　　　　　　　　　　　　　　　　（2019.12.16）

☆今日の4冊

新潮文庫のジャン・ジュネ

「泥棒日記」　朝吹三吉訳　　昭和43年9月30日発行

「花のノートルダム」　堀口大學訳　　昭和44年9月25日発行

「薔薇の奇蹟」　堀口大學訳　　昭和45年2月28日発行

「黒んぼたち・女中たち」　白井浩司・一羽昌子訳　昭和47年6月10日発行

「泥棒日記」以外は絶版になっている。

　　　　　　　　　　　　　　　　　（2019.12.14）

☆今日の1冊

「ぼくの世界　モラヴィア短篇集-2-」

大久保昭男訳

角川文庫　角川書店

昭和52年3月10日初版

カバー　ヤケ　　　（2019.10.9）

☆今日の1冊

「マルドロオルの歌」

ロオトレアモン　青柳瑞穂訳

青磁選書12　青磁社

昭和22年9月15日初版

裸本　ヤケ　シミ　　　（2019.10.7）

☆今日の1冊

「トリビュラ・ボノメ」

ヴィリエ・ド・リラダン　

渡辺一夫訳　装幀：世亭巴丹

白水社　昭和22年9月15日4版　（昭和15年2月6日初版）

カバーヤケ・イタミ　日付記入　シミ

面白いと思ったのは、初版でもないのにカバーの裏表紙に“一九四七年／白水社刊”と印刷されていること。

　　　（2019.9.28）

☆今日の1冊

「ふらんす文学襍記」

渡辺一夫　装幀：六隅許六

白水社　昭和17年9月30日再版（昭和13年6月2日発行）

パラ破レ　シミ（天地小口も）　日付記入　

これも表紙と裏表紙をご紹介。これらについては下記のように記されている。

表飾画抄選於：Le Grant Kalendrier Des Bergiers （表記ママ）

裏飾画及其他抄選於：Albert Robida 戯画集

　　（2019.9.27）

☆今日の1冊

「楽しき雑談　第一」

中野重治　装幀：故六隅許六

筑摩書房　昭和22年10月10日発行

正誤表付き　シミ　書店シール　　　（2019.9.26）

☆今日の1冊

「仏蘭西哲学雑記帖」

串田孫一　装幀：初見靖一

風間書房　昭和17年8月30日発行

パラ破レ　ノド割レ　日付記入　シミ

昨日、BLOGの記事に採り上げた1冊。

表紙・裏表紙をご紹介。　　　（2019.9.25）　　　　　　　　　　　　　　　

☆今日の1冊

「現代豆腐百珍」

辻嘉一　題字：佐野繁次郎　写真：佐伯義勝　絵：磯田尚男

婦人画報社

昭和37年6月11日初版

カバー　帯補修　贈呈印　　　                               （2019.9.23）

☆今日の1冊

「二人の愛人」

アルフレッド・ド・ミュッセ　新庄嘉章訳

細川書店　昭和23年1月20日発行　しおり付き

日付記入

縦15cm横13cm厚さ0.7cmの小ぶりで瀟洒な本。

表紙は一見、和風な体裁だと思いましたが、本に挿み込みのしおりによれば金紗地の模様の一部だそうで、柄は蜜蜂とのこと。確かに羽根や足があるようです。小紋柄であっても蜜蜂ならフランス文学にも適していますね。その他の造本・装幀についても心を砕いて作られた細川書店の様子がこのしおりからうかがわれます。　　　（2019.9.20）

☆今日の12冊

「昔話十二か月」

松谷みよ子編

講談社文庫　講談社

昭和61年1月～12月第1刷

カバー装画は司修　　　（2019.8.24）

☆今日の2冊

「ガラス玉演戯　上・下」

ヘッセ　高橋健二訳

新潮文庫　新潮社

昭和46年発行

カバー　帯　下：上部シミ　　　（2019.7.12）

☆今日の1冊

「わが思い出と冒険 ―コナン・ドイル自伝― 」

コナン・ドイル　延原謙訳

新潮文庫　新潮社

昭和40年8月5日発行

カバー　帯　パラ　日付印　　　（2019.6.5）

☆今日の1冊

「アッシャア家の崩壊　他9篇」

エドガア・アラン・ポオ　佐々木直次郎訳

角川文庫　角川書店

昭和26年10月15日初版発行

裸本　ヤケ　シミ　頁に穴　　　（2019.6.4）

☆今日の1冊

「パルプ」

チャールズ・ブコウスキー　柴田元幸訳

新潮文庫　新潮社

平成12年4月1日発行

カバー　帯　　　　　　　　（2019.5.23）

☆今日の1冊

「背徳者」

アンドレ・ジツド　石川淳訳

改造文庫第2部第70篇　改造社

昭和4年8月3日発行

少ムレ　ヤケ　　　（2019.5.21）

☆今日の1冊

「ビュビュ・ド・モンパルナッス　他6篇」

フィリップ　井上勇訳

角川文庫　角川書店

昭和29年6月30日再版（昭和27年12月15日初版）

帯　パラ　ヤケ　シミ　　　　　　（2019.4.26）

☆今日の2冊

「唯物論と経験批判論　上・下」

レーニン　山川均・大森義太郎訳

改造文庫第1部第79・80篇　改造社

昭和6年1月10日・2月18日発行

ヤケ　シミ　書込　　　　　　（2019.4.25）

☆今日の1冊

「失われた地平線」

ジェームズ・ヒルトン　増野正衛訳

新潮文庫　新潮社

平成6年3月15日14刷（新潮文庫の復刊第3回配本）　初版は昭和34年12月5日発行

カバー　　　　　　　　　　　（2019.4.24）

☆今日の1冊

「ランデの死」

アルツィバアシェフ　原久一郎訳

近代文庫108　創藝社

昭和28年9月1日発行

帯　　　　　　　　　　（2019.4.22）

☆今日の1冊

「すばらしい新世界」

オールダス・ハックスリ―　高畠文夫訳

角川文庫　角川書店

昭和47年2月20日再版（昭和46年6月30日初版）

カバー　頁端欠ケ　　　　　　　（2019.4.18）

☆今日の1冊

「フランス短篇集」

森鷗外訳

近代文庫97　創藝社

昭和28年7月15日発行

帯・パラ　ヤケ　シミ　　　（2019.4.17）

☆今日の1冊

「小さな巨人」

トーマス・バージャー　佐和誠訳

角川文庫　角川書店

昭和45年7月30日初版発行

カバー　　　　　　　　　（2019.4.12）

☆今日の1冊

「農地制度・零細経営および国外移住」

フリードリッヒ・リスト　小林昇訳

世界古典文庫132　日本評論社

昭和24年10月15日発行

ヤケ　シミ　印　書込　　　　　　（2019.4.11）

☆今日の1冊

「カリギュラ・誤解」

カミュ　渡辺守章・鬼頭哲人訳

新潮文庫　新潮社

昭和46年6月21日発行

カバー　　　　　　　　　（2019.4.10）

☆今日の1冊

「自然における人間の位置」

T・ハックスリ　八杉龍一・小野寺好之訳

世界古典文庫119　日本評論社

昭和24年7月15日発行

ヤケ　シミ　頁端イタミ　貼跡　　　（2019.4.9）

☆今日の1冊

「アメリカ」

フランツ・カフカ　中井正文訳

角川文庫　角川書店

昭和47年1月30日初版発行

カバー　　　　　　　　　　（2019.4.8）

☆今日の1冊

「封鎖商業国家論」

フィヒテ　出口勇蔵訳

世界古典文庫117　日本評論社

昭和24年7月20日発行

ヤケ　シミ　頁端イタミ　　　　　（2019.4.6）

☆今日の1冊

「老練なる船乗りたち」

J.アマード　高橋都彦訳

旺文社文庫　旺文社

1978年11月10日初版発行

カバー　表紙少破レ　　　　　（2019.4.4）

☆今日の1冊

「経済学批判」

カール・マルクス　宇高基輔訳

世界古典文庫115　日本評論社

昭和24年7月20日発行

ヤケ　シミ　頁端イタミ　貼跡　　　（2019.4.3）

☆今日の1冊

「羨望」

オレーシャ　木村浩訳

集英社文庫　集英社

昭和52年12月30日第1刷

カバー　　　　　　　　　　（2019.4.1）

☆今日の1冊

「ラモーの甥」

ディドロ　小場瀬卓三訳

世界古典文庫98　日本評論社

昭和24年6月20日発行

ヤケ　シミ　扉頁に穴　　　　　（2019.3.28）

☆今日の1冊

「オコナ―短編集」

須山静夫訳

新潮文庫　新潮社

昭和49年3月30日発行

カバー　　　　　　　　（2019.3.27）

☆今日の1冊

「エミリア・ガロッティ（他2篇=フィロータス、ユダヤ人）」

レッシング　野島正城・高橋義孝・小宮曠三訳

世界古典文庫94　日本評論社

昭和24年9月15日発行

ヤケ　ヌレシミ　貼跡　　　　　　　　（2019.3.19）

☆今日の1冊

「羽根むしられて」

ウディ・アレン　伊藤典夫・堤雅久訳

河出文庫　河出書房新社

1992年8月4日初版発行

カバー　帯　　　（2019.3.9）

☆今日の1冊

「国富論草稿」

スミス　水田洋訳

世界古典文庫86　日本評論社

昭和23年11月20日発行

ヤケ　シミ　頁に穴（紙質）　　　（2019.3.8）

☆今日の1冊

「ヒルデスハイムの薔薇」

アポリネール　窪田般彌訳

角川文庫　角川書店

昭和36年2月15日初版発行

パラ　帯　印　　　（2019.3.7）

☆今日の1冊

「貴族の巣」

ツルゲーネフ　馬場哲哉訳

世界古典文庫73　日本評論社

昭和24年7月1日発行

ヤケ　シミ　頁端イタミ　貼跡　　　（2019.3.6）

☆今日の1冊

「同じ一つのドア」

ジョン・アップダイク　武田勝彦訳

角川文庫　角川書店

昭和45年8月20日初版発行

カバー　　　　　　　　　（2019.3.5）

☆今日の1冊

「リヴァイアサン（一）」

ホッブズ　水田洋訳

世界古典文庫62　日本評論社

昭和25年2月1日第1版第2刷

（昭和24年3月20日第1版第1刷）

ヤケ　シミ　頁端折レ　　　（2019.3.2）

☆今日の1冊

「ムツイリ・悪魔」

M・レールモントフ　北垣信行訳

世界古典文庫54　日本評論社

昭和23年10月30日発行

シミ　頁端イタミ　日付記入　ライン　（2019.2.28）

☆今日の1冊

「ニュ・アトランチス」

フランシス・ベイコン　中橋一夫訳

世界古典文庫48　日本評論社

昭和23年4月20日発行

シミ　ヤケ　　　（2019.2.23）

☆今日の8冊

カミュの文庫8冊。

昨日のサリンジャーは角川文庫でしたが、こちらは新潮文庫。

裏側も表と同色です。

すべてが初版というわけではありませんが、発行時期は昭和44年から昭和51年。

こうした意匠がこの頃の流行りだったのでしょうか。　　　（2019.1.10）

☆今日の5冊

J.D.サリンジャーの角川文庫5冊。訳者は鈴木武樹。

昭和44年から47年に発行されたものの初版。

「フラニーとズーイ」以外のカバーは同じデザインの色変わり。

そして裏側はまた色が変わっています。

（撮影の状態がちょっと違い過ぎていますね。スミマセン。）　　　　　　　　　（2019.1.9）

☆〈日本の古本屋〉

本日、これらの文庫100点を〈日本の古本屋〉にアップしました。

お正月休みにどうぞじっくりご覧ください。

ご検討の上ご注文いただけたらありがたく存じます。

画像も少しずつ付けていくつもりですので、ご参考になさってください。　　　　　　　　（2018.12.28）

☆今日の2冊

「ヨーロッパ文明史」上・下

F・ギゾー　安士正夫訳

世界古典文庫39・40　日本評論社

昭和23年1月15日・11月20日発行

ヤケ　シミ　　　（2018.11.21）

☆今日の1冊

「上なき判官これ天子」　フエンテ・オベフーナ併録

ローベ・デ・ベーガ　永田寛定訳

世界古典文庫36　日本評論社　昭和23年8月30日発行

シミ　ヤケ　貼跡　　　　　　　　　（2018.11.16）

☆今日の1冊

「ジュネーヴ人の手紙（他3篇）」

サン・シモン　大塚幸男訳

世界古典文庫34　日本評論社　昭和23年3月1日発行

ヤケ　シミ　頁端イタミ　印　貼跡　背イタミ　と状態はあまり良くありませんが……。　（2018.11.13）　　　　　　　　　　　

☆今日の2冊

「デカメロン」一・二

ボッカチオ（二ではボッカッチョと表記） 柏熊達生訳

世界古典文庫26・27　日本評論社

一（緒言、第一日第一話～第二日第六話）　昭和23年6月20日発行

二（第二日第七話～第三日第十話）　　　　昭和24年8月15日発行

ヤケ　シミ　頁端イタミ　背イタミ

デカメロン――十日物語であるにもかかわらず第三日までで、この後はこの世界古典文庫では未刊のようである。しかし訳者、柏熊達生は全篇訳しており、その一番新しいものはちくま文庫版（1987～1988）の全3冊だと思われる。　　　  　　　　　　（2018.11.8）

☆今日の2冊

「孤立国」第一部・第二部

チウネン　近藤康男訳

世界古典文庫10・11　日本評論社　

昭和22年9月5日発行

背イタミ　ヤケ　シミ　　　（2018.11.7）

☆今日の3冊

「イギリスとアメリカ―資本主義と近世植民地―」一・二・三

E・G・ウェイクフィールド　中野正訳

世界古典文庫6・7・8　日本評論社

昭和22年10月25日・昭和22年12月20日・昭和23年1月15日発行

経年のヤケ・シミ　また当時の印刷事情のためか印刷が不鮮明な頁あり。　　　                    （2018.11.6）

☆今日の2冊

「自叙伝」全2冊

ロバアト・オウエン　本位田祥男・五島茂共訳

世界古典文庫1・2　日本評論社　昭和22年8月1日発行

経年のヤケ・シミ　上：頁シワ・頁穴　　　

                                                               （2018.11.1）

☆今日の3冊

久々にBOOKSに――。

「僻地の舊習」〈全3冊〉

シチェドリン作　西尾章二訳

世界古典文庫55・56・57　日本評論社　

昭和23年5月1日・24年4月1日・24年12月15日発行

経年のヤケ・シミその他少々難あり。　　　       

                                                        （2018.10.24）

☆今日の1冊

「花の山旅〈自然観察シリーズ/1〉」

写真・文：多川精一

山渓文庫3　山と渓谷社

昭和37年4月1日再版（昭和36年6月20日初版）　　　　　　　　　　　　 　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　（2018.8.3）

☆今日の2冊

「露伴翁座談」「續露伴翁座談」

鹽谷贊編　角川文庫　　帯・パラ

（正）:昭和26年1月20日初版　書店シール　パラ破レ

　續　:昭和27年1月30日初版　頁破レ

谷崎潤一郎・寺田寅彦・野上豐一郎・和辻哲郎・齋藤茂吉らとの座談会を収めたもの。

“幸田露伴氏に物を訊く座談会”“日本文學に於ける和歌俳句の不滅性”“釣の秋漫談會”など。　　（2018.8.1）

☆今日の1冊

「娼婦マヤ」

ギャンチョン　小松清訳

河出文庫1033　河出書房　昭和31年1月25日4版発行

カバー少イタミ・シミ

1949年にヴィヴィアンヌ・ロマンス主演で映画化されている。　　　　　　　　　　　　　　（2018.7.31）

☆今日の1冊

「賢者ナータン」

レッシング　大庭米治郎訳

岩波文庫　昭和2年7月10日発行

岩波文庫第1回発売書目の中の1冊。　　（2018.5.9）

☆今日の1冊

「中世歌論集」

久松潜一編

岩波文庫　昭和9年3月5日発行

当時の整理番号〔87〕が印刷された黄の帯の付いた★3つの堂々とした1冊、と言いたいところですが、残念ながら帯は背のところまでで切れてしまっています。

なお、今の番号は〔黄110－1〕になります。　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2018.4.30）

☆今日の1冊

“Christmas details”

Mary Norden　photography by Sandra Lane

Ryland Peters & Small　2000

あまりにギリギリ過ぎるかもしれないけれど、クリスマスの準備の本。

white,traditional,exotic,contemporary,country の5つのテーマでの飾りつけ――テーブルセッティングやギフトのラッピングも――のアイディアが美しい写真と共に載っています。縦19.5cm横17.5cmほどの小型ハードカバー本。　　　（2017.12.23）

☆今日の1冊

“La nuit de l'étoile filante”

Illustrations de Shomei Yoh　

Texte français de Dominique Barrios-Delgado　

CERF　1992

葉祥明の「ほしのひかったよる」（至光社1991）のフランス語訳本。　　　（2017.12.20）

☆今日の1冊

“A Star So BRIGHT　　A CHRISTMAS TALE”

M. Christina Butler　illustrated by Caroline Pedler

Good Books　2006

12月も半ば、クリスマス向けの絵本をご紹介。

動物たちが空に輝く特別の星に気がつく。その星の下には……。

最後のページには大きな星が輝いています。　　　            　　　　　　　　　　　　　　　　（2017.12.19）

☆今日の1冊

「ドルジェル伯の舞踏会」

ラディゲ　江口清訳

河出文庫1043　河出書房　昭和30年12月25日初版発行

カバー　　　　　　　　　　　　　（2017.10.25）

☆今日の1冊

「なぞなぞのたび」

なぞなぞ：石津ちひろ　絵：荒井良二

フレーベル館　1999年初版第2刷

カバー　帯

この1冊に100個のなぞなぞ。左ページのなぞなぞの答えが右ページの絵の中に隠れています。　　　　　　　　　　　　（2017.10.19）

☆今日の1冊

「恋をするターシャ」

ターシャ・テューダー　内藤里永子訳

メディアファクトリー　2007年初版第1刷

カバー　帯切取り

「大ロマンチストで、恋の冒険家だった詩人や作家の言葉を収めました。大好きな詩人たちの恋の言葉を、絵筆によって表現し終えて、わたしはいま誇らしい気持ちです。」（ターシャ・テューダー　本書に寄せて　より）　　　　　　　　　　　　　（2017.10.17）

☆今日の1冊

「椿姫」

デュマ・フィス　鈴木力衛訳

河出文庫1046　河出書房　昭和31年3月31日初版発行

カバー背少イタミ　　　　　　　　（2017.10.12）

☆今日の1冊

「カルメン」

メリメ　江口清訳

河出文庫1035A　河出書房　昭和30年7月15日初版発行

カバー背に穴　　　　　　　　　　（2017.10.10）

☆昨日の1冊

左の写真は昨日の“1冊”の奥付。検印は［TH］　平田禿木はイニシャルで入れているのですね。オックスフォード大学に留学し、その後に多くの翻訳をした英文学者ならではでしょうか。今まで「文学界」の同人として樋口一葉とも交流のあった人物としての印象が強かったのですが。

また右の写真はこの本の裏表紙。冨山房なので富士山でしょうか。でも筆の一筆書きのようで、小さいけれどゆったりした感じが好ましい。百科文庫すべてにあったのでしょうか。まだ確かめていません。

そう言えば昨日載せた表紙の絵そして全体のデザイン・色合いにも味がありますね。　　　　　（2017.9.28）

☆今日の1冊

「神童・臙脂・ヒューバートと初戀」

オールダス・ハックスリ著　平田禿木訳

冨山房百科文庫74　冨山房　昭和14年2月20日発行

背少イタミ

1939年（昭和14年）から発行された戦前の冨山房百科文庫の中の1冊。

（冨山房百科文庫は戦後は1977年から1996年にかけて新たに刊行された。しかし中には戦前と同じ書目もある。これは刊行されていない。）　　　（2017.9.27）

☆今日の1冊

“Richard Scarry's Great Big Air Book”

Richard Scarry

Random House　1982（1971）Abridged Edition

大型絵本（縦32.3cm×横24センチ）

我々がいかに空気のおかげを被っているかをいろいろな場面――家庭で、空港でなど――で描く。

　　　　　　　　　　　　　　　　　（2017.9.26）

☆今日の1冊

「みだれ箱」

齋藤綠雨著

改造文庫第二部第四百四篇（赤帯4182）　昭和14年10月20日発行

帯　書き込み　表紙上部少汚レ

これはすでに紙装　　　　　　　（2017.9.22）

☆今日の1冊

“The Pig in the Spigot”

poems by Richard Wilbur　illustrated by J. Otto Seibold

Harcourt　2000

Wilburは言葉、単語に興味を持ち続けているアメリカの詩人。

A PIG in a spigot? An AX in a taxi? An ELF in a belfry?　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2017.9.21）

☆今日の1冊

「大阪百話・千日前」

長谷川幸延

新小説文庫119　新小説社　昭和26年10月20日発行

帯　パラシミ　書き込み　頁に穴

装釘：杉本健吉　とあるが、これは新小説文庫すべてのデザインということか。　　　　　（2017.9.20）

☆今日の1冊

“Au pays merveilleux de l'intrépide NON-NON”

Magali Le Huche

Tourbillon　2006

フランスの大型絵本（縦38.8cm×横29.3cm）

カモノハシのNON-NONと仲間たちの幸せな日々　　　（2017.9.19）

☆今日の1冊

「どん底・チェルカッシュ」

ゴーリキイ　原久一郎訳

近代文庫16　創藝社　昭和27年3月1日発行

カバーはシミが出ていて折り目部分が破れかけ。

経年のヤケはあるがしっかりしている本体はカバーと同デザインで小豆色。　　　　　　　　（2017.9.18）

☆今日の1冊

「天才論」

チエザレ・ロンブロオゾオ著　辻潤訳

改造文庫第一部第五十八篇　昭和5年10月8日発行

書き込み　背ヤケ　　　　　　　（2017.9.15）

☆今日の1冊

久しぶりに古い文庫を。

「角兵衛物語（他十六篇）」

長谷川 伸 著　

改造文庫第二部第二百六篇　昭和8年7月17日発行

頁端切レ

布装（画像から布目を感じていただけるでしょうか）　　　　　　

改造文庫は後には紙装になってしまいます。　　　　　　　　　　　　（2017.9.14）

☆今日の1冊

“LE GENTIL FACTEUR ou Lettres à des gens célèbres”

JANET & ALLAN AHLBERG　 Adaptation française de Claude Lauriot Prévost

ALBIN MICHEL JEUNESSE　1989③edition

1986年にイギリスで発行された “The Jolly Postman” のフランス語版

郵便屋さんが自転車に乗って昔ばなしの主人公たちのもとへ手紙を配達するお話。

ページが封筒になっていてそれぞれのお手紙が入っている。　　　（2017.9.12）

☆今日の5冊

“THE SWINEHERD”　Hans-Christian Andersen　Neugebauer Press, London　1982

“HANSEL AND GRETEL”　The Brothers Grimm　SCHOLASTIC　1991

「おやゆびひめ」　佐久間彪訳　かど創房　1982初版

「ばらになった王子」　クレメンス・ブレンターノ　池田香代子訳　冨山房　1983第1刷

「グリム　7わのからす」　池田香代子訳　冨山房　1985第1刷

オーストリアのイラストレーター、Lisbeth Zwerger   リスベート（リスベスとも）・ツヴェルガーの英語版・日本語版の絵本。これらはほとんどがアーサー・ラッカムの影響を受けたという初期の作品。抑えた色調の繊細な筆遣いで、不穏な気配をはらむファンタジーの世界にいざなう。　　　　　　（2017.9.5）

☆今日の1冊

「おかえりなさいスポッティ」

マーグレット・E・レイ文　H・A・レイ絵　中川健蔵訳

文化出版局　2006第14刷（1984第1刷）　カバー

どこかで見たような色合い・タッチの絵だなあと思ったら「ひとまねこざる」の作者でした。「ひとまねこざる」もそうだそうですけれど、これも夫妻の数ある共作の絵本の中の1冊です。　　　　　　（2017.9.4）

☆今日の1冊

“SNOOPY IN FASHION”

Planned by Connie Boucher, Edited by Kazuko Koike, Photographed by Taishi Hirokawa

リブロポート　1988第2刷（1984）

スヌーピーに妹がいるって知ってました？ベルっていうんです。この子が実に嬉しそうにいっつも笑ってるんです（ぬいぐるみなんだからいつも同じ顔に決まってるだろ、なんて言わないでくださいね）。お兄さんと一緒に世界の有名デザイナー95名のステキなファッションに身を包んでいる楽しい本です。スヌーピーももちろんにっこりだし、ページをめくるたびにハッピーになります。　　　                    （2017.9.2）

☆今日の3冊

“MARIGOLD GARDEN”　Kate Greenaway　FREDERICK WARNE　発行年不明

“The Kate Greenaway Treasury”　Introduction by RUTH HILL VIGUERS　Collins　1978

「ヴィクトリア朝の絵本画家　ケイト・グリーナウェイの世界展」　監修・執筆：三宅興子　編集・発行：NHKプロモーション　1997

きっとどこかで目にしているイギリス、ヴィクトリア朝の挿絵画家ケイト・グリーナウェイの本3冊。

2冊目はグリーナウェイの絵・著作のアンソロジー。

3冊目は生誕150年を記念して日本で開かれた展覧会の図録。

これらでケイト・グリーナウェイの生涯を知り作品に浸ることができるでしょう。                  （2017.8.31）

☆今日の1冊

“RUPERT　A Bear's Life”

GEORGE PERRY with Alfred Bestall

Pavilion Books　Second impression 1986（First published in 1985）

1920年にデイリー・エクスプレスに登場して以来、人気の漫画の主人公、熊のルパート。何冊もの本が出され、種々の関連商品、グッズも作られているキャラクターである。その歴史をたくさんの写真や図版でまとめた本。

いろいろ興味深いエピソードがありそう――日本で紹介されたこともある（？）――。　　　（2017.8.30）

☆今日の1冊

“The Orchard Book of NURSERY RHYMES”

FAITH JAQUES　 Rhymes chosen by Zena Sutherland　

ORCHARD BOOKS　1990

nursery rhymes――イギリスの定番の童謡、わらべ歌の絵本。　　　　　　　　　　　　　　（2017.8.29）

☆今日の1冊

“Eating the Alphabet　Fruits & Vegetables from A to Z”

Lois Ehlert

Victor Gollancz Ltd　1989

前回に続き、アルファベットブックを。

AからZまでの果物・野菜が大胆な色と構図で描かれている。

巻末には登場した果物・野菜の説明があり、未知のものについて知ることができる。　　　　（2017.8.28）

☆今日の1冊

“ABC”

作：Lennart Hellsing　絵：Poul Ströyer

Rabén & Sjögren, Stockholm　2002（1961初版）

スウェーデン語のABCの本。

レンナート・ヘルシングとポール・ストロイエルは何冊もの絵本を作っている名コンビだそう。

楽しくリズミカルな詩とユーモラスな絵でスウェーデンでは1961年から読み継がれている。   （2017.8.26）

☆今日の1冊

“The Librarian of Basra   A True Story from Iraq”

作・絵：JEANETTE WINTER

Harcourt　2005

イラク南部の港町バスラに2003年春、連合軍のイラク侵攻が迫っていた。女性図書館員アリアは図書館の蔵書を守ろうと友人の助けも借りて3万冊を自宅に避難させる。70%の本を運び出した9日後に図書館は焼け落ちてしまう。――この事実を紹介したニューヨークタイムズの記事から生まれた絵本。

日本では長田弘訳が晶文社から「バスラの図書館員―イラクで本当にあった話」として発行されている。　　　                                                            （2017.8.25）

☆今日の1冊

“L'enfant et la rivière”

作：HENRI BOSCO　絵：GEORGES LEMOINE

GALLIMARD 　1983（1977初版）　

31.8×24×1.2cmの大型本

川を知らなかった少年が初めて川を訪れて経験する冒険の物語。絵本と言っても文章が多い（もちろんフランス語）が、淡い色調の絵は幻想的でありながら植物や虫などは精細に描かれていて美しく、作品を引き立てている。

日本では1980年に日本ブリタニカからガリマール・コレクションの1冊「少年と川」天沢退二郎訳として出版された。　　　　　　　　　　　　　　（2017.8.24）

☆今日の4冊

外国語の絵本を入荷しました。少しずつご紹介していきます。

今日はエリック・カールの絵本。

“Eric Carle'ｓ ANIMALS ANIMALS” 　　

PENNGUIN　　1999

“The Secret Birthday Message” 　　

Harper Trophy　　1986

“Does a Kangaroo Have a Mother, Too?”　　

Harper Collins　　2000

「はらぺこあおむし（韓国語版）」　　

Montessori Korea　　1995

3冊は英語。「はらぺこあおむし」は韓国語です。　　　                                                         （2017.8.22）

☆今日の1冊

「記紀歌謡集」

武田祐吉校註

岩波文庫　昭和8年10月30日発行

帯切レ　背イタミ　書込　　　   （2017.6.22）

☆今日の1冊

「聖ドミンゴ島の婚約」

クライスト作　相良守峯譯

春陽堂文庫　昭和24年7月20日復刊第2版発行（昭和23年3月1日復刊第1版発行）

他に　拾ひ子、O侯爵夫人、ロカルノの女乞丐、聖ツェチーリエ（別題　音楽の力）、智利の地震　所収

書込有　　　                                           （2017.6.10）

☆今日の2冊

「ランボオ詩集」

金子光晴譯

角川文庫　昭和26年2月25日初版発行

シミ

「ランボオの手紙」

祖川孝譯

角川文庫　昭和26年9月15日初版発行

裏表紙に記名（？）　　　（2017.6.3）

☆今日の3冊

「ピーター・シムプル」全3冊

マリアット作　伊藤俊男訳

岩波文庫　2001年2月22日発行のリクエスト復刊　上・中・下巻第2刷

初版は上巻：昭和16年（1941）10月25日　中巻：昭和17年（1942）5月20日　下巻：昭和17年（1942）9月7日の発行

なお、このところご紹介しているリクエスト復刊の岩波文庫は現在品切れのものばかりです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2017.6.2）

☆今日の2冊

「家なき娘（アン ファミーユ）」全2冊

エクトル・マロ作　津田穣訳

岩波文庫　2000年2月21日発行のリクエスト復刊　上・下巻とも第3刷

初版は昭和16年（1941年）上巻は8月15日、下巻は11月15日

「家なき子」とともにマロの代表作　　　　　　　　またアニメ「ペリーヌ物語」の原作　　（2017.6.1）

☆今日の2冊

「ドストエフスキー　妻への手紙」全2冊

谷耕平訳

岩波文庫　1997年11月12日発行のリクエスト復刊　　上巻は第4刷、下巻は第2刷

初版は上巻が昭和26年（1951）7月10日（とこの本の奥付にありますが、岩波書店の目録やHPによれば昭和25年7月15日発行となっています？？？）、下巻が昭和28年（1953）10月5日　　　　　　　　（2017.5.31）

☆今日の2冊

「弟子」全2冊

ブールジェ作　内藤濯訳

岩波文庫　1992年9月28日発行のリクエスト復刊　

上巻は第5刷、下巻は第4刷

初版は昭和16年（1941年）の1月14日と7月10日　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2017.5.30）

☆今日の1冊

「春泥」

久保田万太郎著

春陽堂文庫　昭和7年6月10日発行

背から表紙にかけてイタミ　　　（2017.5.26）

☆今日の1冊

「幸福な王子　他四篇」

オスカー・ワイルド　守屋陽一譯

角川文庫　昭和25年11月30日初版発行

帯　元パラ破レ　パラに書店シール

後の角川文庫の外国文学の帯は赤ですが、これは白地に朱の印刷です。定価は30円。角川文庫が発刊されたのは昭和24年でした。　　　                 （2017.5.24）

☆今日の1冊

「愛と孤独の遍歴――バイロンの手紙と日記――」

中野好夫・小川和夫訳

角川文庫　昭和43年3月15日初版発行

帯

バイロン（1788~1824）の人生を手紙と日記でたどっています。そこには詩作では表現しきれなかった心情の吐露が見られます。またバイロンの手紙は「チャールズ・ラムのそれとともに、英語で書かれた最もすぐれた手紙と言われている」そうです。（解説より）　　　                                                              （2017.5.23）

☆今日の2冊

昨日ご紹介した伊藤永之介の河出文庫「鶯」（昭和31年1月15日初版発行）と角川文庫「梟・鶯・馬」（昭和30年2月15日初版発行）について。

河出はタイトル「鶯」の他に「鷗」「馬」「燕」「牛」を所収。

角川の「梟・鶯・馬」には、他に二篇、「鷗」と「燕」が入っています。

ということは、四篇は共通していて、「牛」は河出、「梟」は角川で読めるわけですね。

これら農村を舞台とした漢字一字のタイトルの作品は「鳥類もの」「動物もの」と称されることもあるようです。　                                                 （2017.5.16）

☆今日の文庫

伊藤永之介（1903~1959）の文庫を並べました。

「警察日記」　角川文庫　昭和32年16版（昭和28年初版）

「梟・鶯・馬　他二篇」　角川文庫　昭和30年初版

「續警察日記」　角川文庫　昭和31年4版（昭和30年初版）

「鶯」　河出文庫　昭和31年初版　　　（2017.5.15）

☆今日の1冊

「素足の娘」

佐多稲子著

角川文庫　昭和30年8月20日初版発行

帯　頁端少破レ　　　   （2017.5.11）

☆今日の1冊

「朱と緑」

片岡鐵兵著

角川文庫　昭和32年10月20日6版発行（昭和31年8月30日初版発行）

帯　印　頁端少破レ　　　                        （2017.5.8）

☆今日の1冊

「なめくぢ横丁　他二篇」

尾崎一雄著

角川文庫　昭和33年6月20日4版発行（昭和31年4月5日初版発行）

シミ

他の二篇は「もぐら横丁」「ぼうふら横丁」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2017.5.6）

☆今日の1冊　

「篝火　他一篇」

尾崎士郎著

角川文庫　昭和32年4月15日初版発行

小口シミ　貼跡

もう一篇は「雲悠々」　いずれも関ケ原の戦いを描いた作品です。

尾崎士郎といえば「人生劇場」が思い出されますが、歴史小説も書いていたのです。　　　（2017.5.4）

☆今日の1冊

「歓喜と希望・愛吟」

内村鑑三著

角川文庫　昭和27年1月10日初版発行

帯　パラ　ヤケ

『歓喜と希望』は以前「聖書之研究」に載せた短文を「歓喜は天然においてあり、交友においてあり、伝道においてあり、希望は神の無辺の愛においてあり、而してこの小篇は、この歓喜と希望とに関する余の所感を述べしものなり」として明治42年にまとめて出版したもの。また『愛吟』は常に愛誦する欧米詩人の詩を紹介しようと明治30年にその訳詩を集めたもの。「詩は直訳を許さざるのみならず、またこれを意訳に附せんとするも甚だ難し、故にこれを訳するにただ精神訳の一途あるのみ」と自ら訳した20数篇である。　　　                                                               （2017.5.3）

☆今日の1冊

「エレホン――山脈を越えて――」

サミュエル・バトラ作　山本政喜訳

岩波文庫　昭和10年2月25日発行

帯　目録にチェック　印

「未踏の山脈を越えて迷いこんだ国エレホンは機械を忌み嫌い不合理の開発にいそしむ価値逆転の王国だった。異色のユートピア小説。」というのが1986年版の帯に書かれた内容紹介。

書名エレホン Erewhon は Nowhere の綴りを並べ替えたもの。　　　　　　　　　　　　　　（2017.4.22）

☆今日の1冊

「極光のかげに」

高杉一郎著

新潮文庫　昭和26年11月10日発行

帯　ヤケ　シミ

最初は昭和25年に目黒書店から出版され、その後冨山房百科文庫や岩波文庫としても発行されています。

「トムは真夜中の庭で」などのフィリッパ・ピアスの翻訳者として思い出される高杉一郎のシベリヤ抑留の体験記なのですね。　　　                     （2017.4.19）

☆今日の1冊

「緑の鸚鵡――一幕の猟奇劇――（他1篇）」

シュニッツレル作　茅野蕭々譯

岩波文庫　昭和11年11月30日発行

シミ（地にも）　　　　　　　　（2017.3.28）

☆今日の1冊

「童話集　隊商」

ハウフ作　高橋健二訳

岩波文庫　昭和15年3月5日発行　　　

    　　　　　　　　　　（2017.3.27）

☆今日の1冊

「ボワロー　詩学」

丸山和馬訳註

岩波文庫　昭和9年11月15日第2刷発行

（初版は同年8月15日）

                                        （2017.3.24）

☆今日（昨日）の1冊

「仏蘭西文學史序説」

ブリュンチエール著　關根秀雄譯

岩波文庫　昭和3年6月3日発行

書店シール有リ　　　

                                （2017.3.23）

☆今日の発見

値付けをするために岩波文庫を点検していて、かわいらしい数字に目が留まりました。①②……。

このページで言えば「ヂュボワDubois」「アㇽベロニAlberoni」「かの外国人」の肩のところに小さな①・②・③が付いていますね。見慣れない表記です。何だろう？と思いました。本文の最後までページを繰ってその次に「略註」とあってわかりました。後註だったのです。第〇〇頁　①……　として註が書かれています。例えば

　②アㇽベロニ　Jules　Albéroni， 1664－1752　　　　　　　　　　西班牙の宰相たりし人。（283ページ）

という具合です。

註（注）として　＊　や　⑴　が付いているものはよく見ますが、〇付き数字は初めてでした。

これは岩波文庫　ブリュンチエール著　關根秀雄譯「仏蘭西文學史序説」　昭和3年発行　の143ページです。　　　　　　　　　　　　　　　　（2017.3.22）

☆今日の作品

「荒涼館」全4冊　

C.ディケンズ　青木雄造・小池滋訳

ちくま文庫　1989第1刷　　　（2017.3.10）

☆今日の2冊

「國性爺合戰・鑓の権三重帷子」「曾我會稽山・心中天の網島」

近松門左衛門作　和田萬吉校訂

共に昭和2年8月1日発行　　

最初の岩波文庫が刊行されたのが昭和2年7月10日ですから、ほぼ2度目の発行の中の2冊です。

今年は岩波文庫創刊90年の年ですが、この2冊、90年の間どんなところを巡ってきたのでしょうか。

90年を経て再び出会ったと考えるとロマン（？）！！

ちなみに「國性爺合戰・鑓の権三重帷子」は今も発行されていますが、「曾我會稽山・心中天の網島」の方には通し番号もなく、「該当する書籍がございません。」（岩波書店HPによる）。　　　　（2017.1.23）

☆今日の1冊

「義経記」

島津久基校訂

岩波文庫　　昭和14年3月15日発行

帯・パラ付き　　　   （2017.1.19）

☆今日の1冊

「争 闘」

ゴールズワージ　石田幸太郎訳

岩波文庫　　昭和9年7月15日発行　

印あり　日付記入　

帯の斜体の整理番号がいいですね。

つい「闘争」と読んでしまいます。　　（2017.1.18）

☆今日の1冊

「クリスマス・カロル」

ディツケンス　森田草平訳

岩波文庫　　昭和11年10月1日改版第1刷　

シミ　パラ破レ

作者名の表記はこのようになっています。“はしがき”の野上豊一郎はディキンズと記しています。　

もうクリスマスは過ぎてしまいましたけれど……。　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2017.1.17）

☆今日の1冊

「十六夜日記　附：阿佛仮名諷誦・阿佛東くだり」

玉井幸助校訂

岩波文庫    昭和9年3月25日発行

旧版（今の整理番号では黄140-1）（昭和32年に改版されています。）

記名・印がありますが、きれいな帯が付いています。　　　　　                                                               （2017.1.16）

☆今日の1冊　

「ブレイク詩集」

入江直祐訳　

新潮文庫（第三次）第四百八十四編　

昭和18年発行　　　

                                （2016.12.24）

☆今日の1冊

「ウィンザーの陽気な女房たち」

シェークスピャ（こういう表記です）　

三神勲・西川正身訳

市民文庫（河出書房）

昭和27年初版　天地・小口シミ

帯に　“俳優座新春公演台本”　とありますが、この本の発行日は27年1月1日です。

最近は各業界でよくあるタイアップが出版社と新劇の公演で行われていたとは驚きでした。

なお、帯の裏表紙側には　市民文庫・編集顧問　として次のような名前が挙がっています。

石坂洋次郎　浦松佐美太郎　大佛次郎　河盛好藏　木々高太郎　清水幾太郎　獅子文六　辰野隆　

中島健藏　中野好夫　長谷川伸

いかにもその頃ならではの顔ぶれですね。　　　　　（2016.12.23）

☆今日の1冊

「ウィルヘルム・テル」

シルレル著　秦豊吉訳

新潮文庫（第三次）第二百五十編　

昭和12年発行　記名があります。

                                                 （2016.11.24）

☆今日の1冊

「夢みたものは……」　立原道造 詩画　立原えりか編

　講談社　1997第1刷　　カバー汚レ・少破レ

　22編の詩と34点のパステル画が語る澄明な世界

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（帯より）

　　　　　草にねて

　　　　　いつとはなしに空を見き。

　　　　　白き雲など浮びたるかな。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2016.11.2）　

☆今日の1冊、ではなく5冊

"Hemslöjden"　　2000／2・3、2001／6、2002／2・4

王立手工芸協会のようなところから発行されているスウェーデンの手工芸雑誌です。

Hemslöjden（ヘムスロイデン）とはまさしく手工芸の意味だそう。

どの号にも北欧スウェーデンらしい工芸品や、ニット、テキスタイルが紹介されています。

                                                            （2016.11.1）

☆今日の1冊

"SPARAT"

Celia B. Dackeｎberg

Foto Anders Qwarnströｍ 

Raben Prisma　 1996

以前、スウェーデンのキルトの本をご紹介しましたが、今日はこちら。

スウェーデンの子どものニットの本です。

人形やぬいぐるみのお揃いのニットもあります。

子どもの頃――40年代、50年代の編物の歴史や思い出にも触れているようです。

というのは、スウェーデン語なので全然読めません。

が、作品や小物の写真を見ているだけで心がなごみ穏やかになる1冊です。

編み方も載っています。　　　（2016.10.24）

☆今日の1冊　

「ユウゴオ詩集」

　新城和一訳　

　新潮文庫（第三次）第三百十九編　

　昭和13年発行

　頌歌と譚詩／東邦の歌／秋の木の葉

　／黄昏の歌／内心の聲

　　　　　　　　　　（2016.10.13）

☆今日の1冊

「アクセルの城」

E.ウィルスン　大貫三郎訳

角川文庫　S.28初版

帯・元パラ付き、経年のヤケ・シミ有り。

〈1870年年より1930年にいたる想像力文学の研究〉という傍題のある文芸批評。

イエイツ、ヴァレリイ、プルウスト、ジョイスなどの作家を象徴主義の系譜において論じている。

『アクセル』はヴィリエ・ド・リラダンの戯曲のタイトル。

文庫としては2000年にちくま学芸文庫からも出版されたが、こちらも現在品切れ。              

                                                             （2016.10.10）

☆今日の一冊

「ワン・ゴォホの手紙」

ワン・ゴォホ作　木村荘八訳

世界名作文庫（春陽堂）

昭和8年発行

表紙が背から少し破れ、また線引き少々あり。

書名及び著者名は「ワ」に濁点が付いています。今なら「ヴァン」と表記するところでしょう。

訳者は木村荘八。永井荷風の「濹東綺譚」の挿絵や東京の風俗を描いた画家・随筆家として知られていますが、美術書の翻訳もしているのですね。現在「ゴッホの手紙」は岩波文庫〈全3冊）で読めますが、こちらの訳者は硲伊之助。やはり画家というのも面白いです。　　　                                    　　　　　　　　（2016.10.4）

☆今日の1冊

“Old Sｗedish Quilts”

Åsa Wettre

photography by Lena Nessle

Interweave Press

1995　献呈書名入り

英語版（translated from Swedish by Kristine Fredriksson）

これはスウェーデンのキルトの歴史をたどった本。

                                                        （2016.9.27）

☆今日の1冊

“Northern COMFORT”

New England's Early Quilts 1780-1850　

From the collection of Old Sturbridge Village

Lynne Z. Bassett and Jack Larkin

photographs by Thomas Neill

Rutledge Hill Press,　Nashville,　Tennessee　

1998

アメリカのキルトの本。歴史についても書かれている。　　　　　　　　　　　　　　　（2016.9.24）

☆今日の1冊

「マーティン・チャズルウィット」全3冊　C.ディケンズ　北川悌二訳

ちくま文庫　1993第1刷

☆今日の1冊

「今夜、自由を」（全2冊）

ハヤカワ文庫NF　1990年2刷

1947年8月14日深夜12時のインドとパキスタンの分割独立。仏米のジャーナリストが描いた感動の叙事詩。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2016.9.6）

元パラの福紙に出会いました。最近でこそほとんどお目にかからない福紙ですが、古書に触れていると本体のページには時々見られます。でも、元パラは珍しい。

昭和39年発行の岩波文庫の元パラが変なふうに折れているので広げようと裏表紙を開いたら、福紙！延ばすとはみ出してしまうのでこのままにしておきます。さあ、どの本でしょうか……？　　　　（2016.8.23）

連日、厳しい暑さが続きます。夏真っ盛りですね。夏休みも真っ最中。

それで思い出したのが映画「マルセルの夏～プロヴァンス物語～」。都会を離れて初めて自然に触れた少年の忘れられぬ美しい夏。

その原作はマルセル・パニョルの「少年時代」。

１父の大手柄　マルセルの夏

２母のお屋敷　マルセルのお城

３秘めごとの季節

評論社文庫の3冊セット　

佐藤房吉訳　1991（1のみ2刷、2・3は初版）　

装画はなんと風間完です。                                                   

（2016.8.8）

今年は漱石没後100年というのはブログでも触れましたが、今年が過ぎて来年になれば、なんと生誕150年なのですね――満50歳にもならずこの世を去っていたとは――。

この機会にまとめて夏目漱石の作品を読んでみるのはいかがでしょう。ただ今、岩波文庫の漱石作品集があります。

1990年発行のものなので、現在出ている27冊の美装ケース入りセットとは違います。その後に発行された「漱石・子規往復書簡集」「文学論　上・下」「坑夫」は含まれていません。しかし、この1990年に出た「漱石日記」「漱石書簡集」「漱石俳句集」が入り、その他も同時に改版されたものが多いセットです。計22点23冊が同じく“美装ケース入り”です。状態も上々‼

        　　　　　　　　　　　　　　　　（2016.8.1）

＊なお、BOOKSに載せた商品についてのお問い合わせはメールなどでどうぞ。

最近入荷した角川文庫の日本の古典です。タイトルをご覧いただけるでしょうか。――「松浦宮物語」「落窪物語」「犬つくば集」「信長公記」「エソポ物語」……。すでにあったものと並べるとかなりの充実度ではないかとついホクホクしてしまっております。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2016.6.29）　　　　　　　　　　　　　　　

岩波文庫の泉鏡花作品。

リクエスト復刊のカバーもいろいろ。

左手前のは戦前のもの。サイズが大きいです。

　　　　　　　　　　　　　　　（2016.6.4）